車屋が教える確実に駐車場に車を止める方法

クルマでドライブしていて駐車場探しに困ったことはありませんか？特に都市部の駅近やライブやイベント会場等の近くは、直ぐに埋まってしまいます。

カーナビに案内されてやっと到着したと思ったら満車・・・空いている所を探しで迷っていたら渋滞に巻き込まれしまうなど、時間の無駄が発生します。

せっかくのライブやイベントも遅刻してしまったら、気分は台無しですよね？

そこで、車屋の私が、都内でも確実にクルマを止める方法を紹介しますので、是非最後までご覧ください。

駐車場は予約する時代！！

答えは簡単!!駐車場を予約すればいいのです。今は、事前に空き駐車場の場所を検索して予約する事が可能です。

初めてクルマできた場所で駐車場を探すとき、ほとんど人が目的地周辺を目視で探すか、カーナビで探す方がほとんどです。そのため、駐車場を抑えるために予定よりも数時間早く現地到着して駐車場の中で待機してる方を多く見かけます。

ほとんどの駐車場は時間料金制なので、お金も多く支払う必要もあるし、なにしろ遅刻するよりマシですが、時間がもったいないですよね。

事前に予約しておけば、無駄な出費を抑え、時間を有効活用できます。さらに一般的なコインパーキングより安く駐車する事が可能です。

予約も出来てコインパーキングより安く駐車できる仕組み

駐車場を予約するには、駐車場予約サイトやアプリを利用します。予約すると、相場より高くつくイメージがありますが、駐車場の場合は逆に安くなる場合がほとんどです。

予約アプリは、個人宅やマンション、事業所などの空いている駐車場スペースを有効利用します。空きスペースをお持ちのオーナーが、アプリ登録・掲載行い、駐車場を利用したい方（ユーザー）に提供します。

そのため、空きスペースを有効利用したいオーナー同士で価格競争が発生するので、場所や人気にもよりますが、近隣の駐車場相場よりも安くなるパターンが多いのです。

運が良ければ車庫やカーポートに止められることも出来ます。

駐車場予約のメリットとデメリット

駐車場の予約ができて値段も安い予約サイト・アプリですが、デメリットもあります。そこで駐車場予約アプリのメリットとデメリットを紹介します。

コインパーキングとの比較も表にまとめましたので参照してみてください。

メリット

• 予約するので駐車場を探しまわる必要がない
• 基本的にクレジットカードでの事前決済のため小銭の用意は不要
• 割引クーポン等でさらに駐車料金がさらにお得に
• 駐車券が不要なので紛失する心配がない
• 長期間連続利用も可能
• 場所によってはバイクを止める事も可能

デメリット

• 会員登録が必要
• サービス提供エリアが狭い
• 看板や案内がないので駐車場を探すのに迷う場合がある
• キャンセルするとキャンセル料金がかかる
• 場所によっては、駐車場が狭くて入れない場合も

画像は自分がよく使う秋葉原の駐車場の画像ですが、左の駐車場は高さ制限と、重量制限が厳しいのでコンパクトカーでなければ止められません！

セダンクラスの高さが大体147cm前後でギリギリ入れるのですが、３ナンバーサイズのセダン等は1,700kgを超えてくるので、安くて予約も取れるのですが、止める事が出来ません。また一方通行にも注意が必要です。

右の画像は駅前のUDXビルの駐車場ですが、バイク・クルマとも直ぐに満車になってしまいます。

しかし入口は広く(私は2tトラックで入った事もあります）駐車スペースも十分に確保されています。立地がよく人気があるため、駐車料金は高額ですが。中々止める事が出来ません。

駐車場予約サイト・アプリで予約する際は、サイトに記載してある、車両制限などの駐車場情報をよく確認する事をおススメします。

	コインパーキング	駐車場予約アプリ(サイト)
料金	普通	安い
領収書	発行可	発行可
会員登録	不要	必要
支払い方法	出庫時に現金	事前にスマホ、カード決済
キャンセル料	なし	有り
再入庫	不可	可能
満車の可能性	有り	なし

一般住宅の駐車場を借りる場合が多いので、マフラーの音が煩い改造車等は、近隣の方やオーナーに迷惑をかけてしまうのでやめましょう。

オススメの予約サイト・アプリ

数ある予約サイト・アプリにも得意、不得意があります。そこで３つのサイトを厳選してみましたので参考にしてみてください。

それぞれの特徴を把握して、使い分ければお得に駐車場を予約できるでしょう。

業界最大手「akippa」

akippaは2014年4月にサービスを開始し、2018年11月には100万人の会員数を到達した駐車場予約サイト・アプリの最大手です。

15分単位から利用が可能(駐車場により貸出可能時間は変動します）なので、気軽に利用できるのがメリットです。

また、ニッポンレンタカーや損保ジャパンと提携し「割引クーポン」「駐車場シェア安心保険」など便利に安心して利用できるサービスが充実してます。

まずは拠点数が多い「akippa」で検索してみるのをオススメします。

マップを見ながら比較検索「特P」

特P（とくぴー）は、2017年9月に新たに始めた駐車場シェアリングサービスサイトです。

4時間単位の貸し出しになるのですが、利用時間内であれば入庫・出庫が自由にできます。またコインパーキングも併せて地図上に表示されるので、比較検索ができるのが特徴です。

せっかく最安値の駐車場を見つけても、目的地から遠ければ意味がないので比較検索が役立ちます。また目的地直前に、急遽駐車場探す必要が発生した場合でも料金表示つきで探せるので非常に便利なサイトです。

コインパーキングとの比較をしたい方、4時間以上の利用で、クルマの出し入れを何回も行う必要がある方は、「特P」をオススメします。

イベント業者と提携している「軒先パーキング」

軒先パーキングは、2008年4月8日創業の駐車場予約サイト・アプリの老舗になります。

1日単位の貸し出しで、利用時間内であれば入庫・出庫が自由にできます。また各イベント業者と提携しており、イベント会場周辺を徹底しているので、野球やサッカー観戦する方に定評があります。

イベントでよくあるのが駐車場渋滞です。スタジアム駐車場などは移動距離が最短なのでとっても便利なのですが、帰りのが時間がみんな同じなので、必ず出口渋滞が発生します。少し離れた場所に駐車した方が、早く帰れたなんて話はよく聞きますよね！

また、JAFやオリックスレンタカーと提携しており、会員であればさらに5～10%の割引があります。

もし、空きスペースがあるのなら

個人宅やマンション、事業所などの空いているスペースを有効利用する、駐車場予約システムですが、貸し手(オーナー)がいなければ、話が始まりまりません。

もし空きスペースがあれば、貸し手になるのをオススメします。オススメの理由は

• クルマを止めるだけだから、初期費用もランニングコストも0円。
• 特定の曜日だけなど、駐車料金や時間は自由に設定OK。
• 接客や面倒な事務作業は不要

急に駐車場を使いたいときも、お休みしても問題ありません。また非対面、非接触で運営できるから、新型コロナ対策も十分です。

また、トラブルが発生した場合も管理会社が対応するので何もしなくても収入を得る事ができます。

駐車場オーナーになるのなら「特P」

数ある駐車場予約サイト・アプリの中で、貸出オーナーになるなら「特P」をオススメします。登録も3ステップで完了するので、初めての方でも簡単にオーナーになれます。

またオススメする理由として手数料の違いがあります。akippaの手数料50%〜60%、軒先パーキングの手数料35%に対して「特P」の手数料は30％です。

さらに全国の駐車場会社がパートナーとして多数参加しているため、安心＆アピール効果も抜群！です。

初期投資が不要で、簡単に貸出オーナーになれるので、空きスペースがある方は検討してみてはいかかでしょうか？他にも下記のような安心があります。

特Pが安心して始められる4つの理由

1. 「０円」でスタートできる
   駐車場の登録費は完全無料。従来の駐車場運営のような設備投資も一切不要で、利用に応じて収入が得られるため、費用ゼロで誰でも簡単に駐車場経営ができます。
2. 柔軟な貸し出し設定
   駐車場は最小4時間から貸出しOK！貸出日・時間・料金は自分で設定できるので、駐車場が空いた時間に「貸したい！」と思った時だけ貸出しすることができます。
3. 手間いらずの楽々運営
   利用者とのやり取りは一切不要！24時間コールセンターが問い合わせやトラブル時の応対を全て行います。クレジット決済なので料金回収の心配もありません。
4. 安心・信頼の収穫力
   特Pは全国のパーキング運営会社・駐車場会社が多数参画する安心のサービス。ネットワークによる集客効果で、あなたの駐車場を利用者に最大限アピールします。

「特P」ホームページより

どのサイトも駐車場貸出オーナーは登録無料で解約金も不要なので、手数料が安い方がお得ですね。もし、「特P」予約が入らない場合は、電話かメールでオーナー登録を解約するだけなので、とても簡単です。

最後に

飲食店は予約できるのに、何故駐車場は予約できないのか？そんな疑問を解決したのが、駐車場予約サイト・アプリです。

紹介したサイト・アプリを駆使して予約すれば、時間とお金の節約になり、渋滞発生の要因を少しだけ減らすことができます。

また、家に空きスペースがある方は、駐車場オーナーの検討をオススメします。例え車が止められないスペースでも、バイクなら止められるかもしれません。