車屋が教える車を安心して高く売る7つのポイント

愛車を手放すと決めたら、1円でも高く売りたいですよね。コツさえつかめば、簡単に高く売ることが出来ます。

とはいえ、どうやったら高く売れるのかわからない方は多くいらっしゃいます。

あなたの愛車を1円でも高く売るために、自動車業界で培った愛車を高く売る裏技を公開しちゃいます！

この記事を読めば、確実に高い査定で売ることができます！

必ず最後までご覧ください。

売却する、タイミングは早ければ早いほどよい

よく1～3月、9～10月は、クルマが高く売れるという言葉を聞きますが、市場相場が上がるのは微々たるものです。

それ以上に走行距離の増加、年式が古くなることによる車両価値の下落率の方が一般的に高いからです。

また、メーカーがモデルチェンジやマイナーチェンジの発表があると中古市場の相場が最低でも10～20万下がり、新型が販売されると、さらに20～30万、下落してしまいます。

特に高級車や外車は、型落ち、過走行、低年式の下落率が高いので要注意です。

新旧のトヨタ・ソアラ　モデルチェンジでクーペからオープンカーに変わりました！査定額も大幅に変わります。

月を跨ぐと20万円下がる事例もあります。売りたいと思ったその時が売り時です!!

下取りよりも買取りがおすすめです

下取りとは？　ディーラーなど、車を購入する店で愛車を売却し、購入代金の一部に充てることです。

買取は、買取専門店などに愛車を売って現金を得ることです。

買取専門店の方が高く買える理由

買取専門店は業者オークションの相場をもとに金額を決めるので、車の状態、メーカーオプションの有無で値段が変わります。

また、自動車輸出など独自の販売ルートを持っているので、下取りよりも高く売れることが多いです。

ディーラー下取りの場合は、ある程度下取り価格が決まっており、価格交渉、オプション評価もない為、高額査定は期待できません。タイミングによっては30万円差もありえます。

また、下取り車両が他メーカーの場合安くなる、査定費用、下取り代行費用が別途、掛かる場合もあります。

売買を同時進行で行えるメリットはありますけどね。ディーラーは、あくまでも販売がメインなのです。

複数の買取専門店に競い合わせれば確実に値段が上がる

買取専門店は、車を買取り、車を綺麗に仕上げオークションに出品します。車を買えなければ1円の利益になりません。

買取専門店は他社には絶対に負けたくないので、比較されると後には引けなくなる＝金額を高く提示せざるを得なくなります。

競りの場合1万円、2万円と上乗せされ、買取業者が多ければ最終的に50万円の値上がりもあります。

もし買取店を廻る時間がないのならば一括査定がオススメです。

一括査定は、あなたが指定場所に買取業者呼び、まとめて査定を行います。

その場でオークション形式の競りや入札を複数の買取業者で行うので買取金額上がって行きますし、時間や労力を一気に省けます。

相場をある程度調べておかないと確実に大損する

買取店と交渉する際、必ず聞かれる言葉があります。

『手放す時期はいつ頃でしょうか』
『希望価格はありますか？』
『いくらなら愛車を手放していただけますでしょうか』

あなたは、何て答えますか？

手放す時期と希望価格を聞くのは、その答えで売る意思があるのか判断します。

売却予定日が半年後とかであれば、相場も変動するため大体の金額か最悪教えてもらえない場合もあります。

よく聞く引き渡し予定日は２週間後～１ヶ月以内が多いです。

もし、予定日がはっきりしないのであれば『売却金額を頭金にして車を探しているので、なるべく高く査定してね』と言えば問題ないです。

車屋でもない限り買取相場なんて分かりませんが、販売相場なら簡単に調べられます。

ネットや雑誌のカーセンサーやGOOなどを利用して、愛車と同じ条件で検索すれば大体の販売相場は分かります。

必ず販売相場を、GOOやカーセンサーで調べてから交渉しましょう。

傷や凹みは直さない方が良いなぜなら修理代のほうが高くつくから

時間とお金をかけて傷を修理しても、修理代以上に査定がプラスになることはありません。

逆に補修跡の状態が悪いとマイナス査定になってしまいます。

また業者オークションは傷や凹凸の表記をアルファベット＋数字で表記しますが、補修W2～W3の評価は非常に好ましくないです。

傷A２～A3、U１～U3の方がましな場合も・・・

傷や凹みは、加修で治りますが、補修済を治す場合はやり直しなので手間がかかりますよね。

	A1	線キズ・コンパウンドで磨けば消えるかなレベル
キズ	A2	手のひら位の傷・ここまではよく記載される
	A3	A2以上の傷・実写を見ないと購入を検討するレベル
	U1	指先位の凹凸・よくある
凹凸	U2	手のひら位の凹凸・要加修
	U3	U2以上の凹凸・絶対に加修しないと売れない
	W1	綺麗に直してある・よく見ないと分からない
補修	W1	補修波有、パテ目がでてる・補修して時間がたつとなり易い
	W3	補修波大、要やり直し・売り物にならない

また、タッチペン等のユーザーによる補修は、ほぼ綺麗に仕上がらないので確実にマイナス査定です。

臭い、ヨゴレは確実にマイナスになる

タバコ、ペット臭はもちろん強烈な芳香剤もダメです。臭い中古車なんて誰も選らばないですよね！

外装はピカピカに洗車してくるお客さんが多いのですが、意外と内装の汚れが目立つ方が多いです。

エアコンの吹き出し口に埃、シートの隙間に髪の毛、マックのポテトの残骸等。

過去に査定した車両で、異常なほど芳香剤を設置していた車両があったのですが、調べてみるとフロアマットに灯油をこぼした後があり、芳香剤でごまかしてた模様、当然査定価格は下がります。

ダッシュボードやメーター周りは、埃が溜まりやすいです。タオルで拭きあげましょう。シートの隙間に落ちたゴミ、エアコン吹き出し口の埃は、歯ブラシで軽くなぞれば簡単に取り除けます。

なので、車を売る際は内装を特に気にするようにしてください。

営業マンを味方につけろ

査定金額を決めるのは、店長、大手の場合は本部の相場担当です。

決して営業マンが単独で値付けすることはありませんので、強気な態度や無謀な値上げ要求は、印象が悪くなり上司にも控えめな査定報告を行います。

相手も人間です、嘘をついたり、けんか腰だと高い査定をしたくなくなります。

他社で査定済なのか、修復歴があれば隠さず伝えましょう。相手はプロなので嘘をついてもダメです。

車の状態をはっきり伝え、売却の意思をはっきり伝えれば良い答えが返ってきますよ。